40代男性:胸椎過度後彎による椎間板への圧縮ストレスの改善

来院理由

同僚にオペを進められてオペを回避したい。
左上肢の神経性疼痛。

 

カウンセリング内容

頚部痛、左上肢の神経痛、頭痛、腰痛、疼痛による睡眠障害

どんな患者さんの症例なのか

脳外科のドクターでオペ時間長い。
オペ時、長時間下を向いているので胸椎の過度な後彎による頸椎へのストレス。
同僚にオペを進められてオペを回避したい。

 

初回の施術

神経牽引が強く神経性の炎症が起こってしまっているため、頚部のアイシングと上肢の運動療法、神経圧迫の負荷を減らすための背骨のアライメント調整の3点をメインに行った。
施術後、プラスアルファでデスクワーク中の姿勢指導、睡眠中の姿勢指導も行い疼痛は軽減、手の浮腫も改善した。
しかし、症状がかなり強いので、自宅での冷却指導と翌日に改めて通院して頂くようお伝えした。

2回目(翌日)

睡眠時の痛みが久しぶりに一晩ゆっくり眠れた。
睡眠時、仕事時のの痛みと軽減されてきているが、以前として背骨のアライメントの乱れが目立つため、再度背骨の矯正、冷却、運動療法を行った。
治療後、さらに痛みと痺れの軽減診られたが、本症状は間隔を空けずに治療をしないと経過が良くないことを伝え、なるべく早めに通院して頂くことをお伝えする。

7回目(初回から14日後)

痛みと痺れのレベルが10から1にまで軽減。
しかし、背骨のアライメントの乱れがまだ残っているため矯正を継続して行う。
治療後、身体が楽になったとの本人の実感もあり足取りも軽くなっていた。
さらなる姿勢改善、疼痛改善のためには今後しばらく継続的に来院して頂くことをお伝えし本人と相談の上、治療計画を策定。

12回目(初回から4週間)

痛みレベルは10から0となり、痛みはなくなったが首肩の違和感と筋肉の固さが残る。
さらなる状態改善を目標に再度患者様と計画を策定した。

担当者からのコメント

神経性疼痛は主に牽引される要因が3つ以上かかると出やすいと考えます。
今回は胸椎の過度な後彎、ヘルニア部分、脊椎骨盤股関節の捻じれ、腕神経叢周囲筋群の筋スパズムと牽引力を生む要因が重なりました。
この要因を逆則的に辿っていけば良くなっていく近道です。